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まちなか動物園「アジアの熱帯雨林」は想像以上に楽しかった!

私は「動物園」という施設のことをとても身近に感じています。そして、県外の友達にそのことを話すと、とても羨ましがられるのです。

「まちなかに動物園があるっていいなあ」

高校までずっと周南市に住んでいた自分にとっては普通のことでしたが、一歩周南市を出ると、まちなかに動物園があることがとても珍しいことのようです。
ちなみに、私が徳山動物園の中で一番好きなのは「アライグマ」です。のんびりと過ごす仲のいい2匹。とってもかわいいんですよ。

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左がポム、右がスミという名前です。

さて、そんな私が小さな頃から慣れ親しんできた徳山動物園がいま、おおきなリニューアルを行っています。
昭和35年3月に開園し、令和2年3月には開園60周年を迎えました。さすがに老朽化が目立ってきた動物園。めざすは、より「楽しさ・驚き・学び・喜び・和み」がぎゅっと詰まった動物園です。

そのリニューアル第5弾として、スリランカゾウ・カワウソ・マレーグマなど、熱帯雨林に生息する多様な動物を、アジアの熱帯雨林をイメージした景観と一緒に楽しめるようリニューアルしたエリア「アジアの熱帯雨林ゾーン」が、今月23日にめでたくオープンしました!その魅力を伝えるべく、実はオープン前に取材に行ってきました!

入園してすぐ迎えてくれたのはTwitterで一躍有名になったメンフクロウのアイちゃん

担当飼育員の案内でまず向かったのは、徳山動物園でも大人気のゾウが暮らす「ゾウ屋外飼育場」です。
深さ1.6mのプールが完成し、ゾウの飼育場は国内最大級の大きさへと生まれ変わります。夏には、プールでの水浴びなど、ゾウの活発な動きが期待できます。

ここに水がたまります。早く遊ぶ姿を見たい!
スリランカゾウのミリンダとナマリー。楽しみだね!

次に向かったのは、鋭い針を背中にたくさん抱えたヤマアラシの飼育場。高低差のある地形を活用し、西側は柵なしで観覧することが可能に!東側には、小さな子どももヤマアラシを間近で観察できるガラスビューが採用されていました。
柵の網目なく動物を観察できることは、写真が趣味の私にとっても、嬉しいことです。

広い空間を楽しむヤマアラシ(画面中央)

少し進むと見えてきたのは、面白い構造のプール・・・
そこにいたのは、コツメカワウソ。深いプールから滝のように浅いプールに水が流れる構造にすることで、コツメカワウソが遊べる空間を作り出し、水中と陸上で活発に動き回る姿を見ることができるようになります。

泳ぐ姿を存分に楽しめそうな造りです
このパイプからカワウソたちへ餌やりをすることが可能に!
リラックスした姿のコツメカワウソがなんとも愛らしい

次は、カラフルな外観の、熱帯いきもの館「太陽と水の森」です。建物は、デザインパネルや色彩で、爬虫類のうろこを表現しているんだとか。

入る前からワクワクします

自動ドアをくぐり中に入ると、ムワッと温かい空気に包まれます!匂いも独特。まるで本当に熱帯雨林に来たかのような錯覚を覚える魅力的なエリアです。

館内はコートを着ていると少し汗ばむ温度。生き物たちにとっては適正な温度だそうです。
入るとすぐに熱帯魚が!よく見るとワニもいます。
ジャングルにいる爬虫類たちがすぐそこに

最後に案内されたのは、マレーグマのすみか。
大きい空間と小さな空間を空中でつなげ、マレーグマを下から観察できるようになります。樹の上と地上を行き来する、マレーグマのいきいきとした姿を楽しめる、広々とした空間です。

目線の高さはガラスビューになっています
こんなに間近で観察できちゃいます
高いところものぼっちゃうよ〜
売店で発売中のぬいぐるみ「周南のほほんマレーグマ」はふるさと納税の返礼品にもなっています

いかかでしたか?
普段から徳山動物園に慣れ親しんでいた私でも、あらたな視点の楽しみ方ができてとっても楽しめました。またカメラを持って遊びに行きたいと思います。
皆さんも、新しく、より楽しくなった徳山動物園にぜひお越しください。

※入園時のマスク着用や手指消毒など、新型コロナウイルス感染拡大防止対策にご協力ください。

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※この記事は周南市シティプロモーションスペシャルサイトでも掲載しています。


記事・写真:酒井 菜奈
執筆時期:2021年11月
※本記事の情報は執筆時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
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