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株式会社トクヤマ「CO2を出さない煙突を目指して」カーボンニュートラルへの挑戦

周南市×レノファ山口 ぶちカツ SHARE SMILES 「周南市の活力発信プロジェクト  #3」 今回は、株式会社トクヤマ カーボンニュートラル企画グループリーダーの清水 勝之さんにインタビューしました。

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Q1.なぜこの会社を選んだのか?

新卒から23年勤めています。

昔から実験が好きでした。広島出身なのですが大学と大学院では無機化学を専攻しており、就職活動で化学メーカーを探していたところトクヤマの求人に出会いました。
トクヤマの製品である多結晶シリコンや窒化アルミニウムに興味を持ち、応募をしたらとんとん拍子で決まりました。

入社以来トクヤマ一筋ですが、退職する方もいれば一度転職して戻ってくる方もいます。別の世界を見て経験を積んで来られるのも良いことだと思います。
島屋選手もそうですよね。人が成長することで業界全体の発展にも繋がると思います。
化学物質と聞くと危険なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、自然界のものも化学物質で構成されています。

使い方ひとつで毒にも薬にもなります。化学物質=有害なものと決めつけず、うまく付き合っていけるよう、情報発信したいです。

Q2.どんな仕事をされていて、その仕事は何の為に、そしてどんな未来を描いているのか?

入社当初は研究開発の分野にいましたが、現在はカーボンニュートラル企画グループにて、CO2削減に関わるあらゆる事についての方針決定、関係者との調整、つなぎ役等を行っています。
今回のような取材対応も仕事の一つです。

Q3.SDGsや環境への取り組みは?

バイオマス発電と植樹によるCO2の排出と吸収の循環による削減や、水素やアンモニアなどを燃やしてもCO2が発生しない燃料への転換を進めていきます。

また、工場から排出されるCO2を回収し、化学反応によって役立つ原料、燃料に換えて再利用するカーボンリサイクルについては、化学メーカーとして進めていく必要があります。

究極の目標は、煙突からCO2は排出されていないという方向に持っていけたらと考えます。

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Q4.周南市の好きな景色は?

マニアックで恐縮ですが、人がいない場所や限界集落的な寂れた景色を見るのが好きです。
人と自然の境界線、自然とその中にある人工物とのコントラストなどに惹かれます。

工場夜景は誇れる景色だし、多くの人に見に来てほしいのですが、夜景を見に来る人は見たら帰ってしまうのがもったいないですね。
その前後に何かしらの観光やアクティビティなどがあったらいいなと思います。

工場の存在が地域発展の一助になれば幸いです。

Q5.休日の過ごし方

コロナ禍以前は、県内の観光地や温泉に行ったりしていました。山口県は海あり山ありで自然の観光資源が豊かですね。

最近はコロナ禍で家にいる時間が増え、庭の手入れや家の掃除をすることが多くなりました。子供たちの部活(陸上)の試合の観戦が数少ない楽しみです。維新みらいふスタジアムにもよく行っています。

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インタビュアー トクダトモヨ
フリーパーソナリティー。 ラジオパーソナリティー、サッカー中継リポーター、ナレーターなど声を生業にしています。 時々ライター業も。 生き甲斐は、音楽とサッカーと幕末の歴史と東京ディズニーリゾート。


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