市内在住 県外に通学している大学2年生が周南市役所インターンシップに参加してみた!
初めまして!8月25日から、周南市役所のシティプロモーション課で3日間インターンシップに参加した大学2年生の合田です。
今回は、インターンシップでの活動や周南市の魅力などについてお話しさせていただきます。
インターンシップに参加するきっかけ
私は今、県外の大学に通っていますが、徳山動物園に行くためだけに山口県に来たり、ドライブ旅の途中で周南市にも行きたいと話したりしている県外の友だちと出会い、特に有名な周南コンビナートの夜景だけではなく、徳山動物園などの今まで身近にあったものも、周南市の魅力だったのだと改めて感じ、より周南市に興味を持つようになりました。
そして、私が感じた市の魅力について、市の担当者の方がどのように情報発信しているのかを、周南市のシティプロモーション課で学び、大学での研究や卒業後の進路選択に活かしたいと考え、自分の住んでいるまちの周南市役所のインターンシップに参加しました。
インターンシップ活動
1日目 8月25日
シティプロモーション課では、移住促進も担当されています。
インターンシップ初日は、なし・ぶどうの観光農園のシーズンを迎える須金地区で、移住PRのFacebookライブ配信が行われるとのことなので、その撮影補助をしました。
なし・ぶどう祭りの紹介や須金で作られたシャインマスカットのグルメリポート。実際に、須金フルーツランドの中にある、山本ぶどう梨園さんの農園におじゃまし、収穫前のピオーネの紹介を行いました。
ライブ配信の補助の経験が無い中で、自分なりに視聴者の方が分かりやすいように工夫して撮影しましたが、ライブ配信に出演されていた方々のように、分かりやすく情報を伝える技術を身につけなければならないと感じました。
試食したシャインマスカットは、今までで一番おいしかったです!
ピオーネに囲まれながらの紹介をしていると、ピオーネもどんどん食べたくなってきます!
でも、ピオーネはまたの機会に。。。
帰りに須々万の飛龍八幡宮にも伺い、国の指定天然記念物でもある県内で最も大きい樹木で最大樹高 36メートルもある大玉スギを見ることができました。
大学の授業の中で、大玉スギについて学んでいましたが、実際見てみると思っていたよりも大きく、とても圧倒されました。
まだ自動車運転免許を持っていませんが、取得したらこの飛龍八幡宮に来て、大玉スギに癒されたいです。
2日目 8月26日
2日目は、周南市内の観光スポットをいくつか訪れました。
その中で特におすすめのスポットを紹介します!
三丘ゆめ広場
周南市三丘市民センターの近くにある「三丘ゆめ広場」。
「三丘ゆめ広場 こちらへ」の看板から数分登って行くと、広場に到着します。
チェーンソーで彫られた熊の木彫りやSNS映え間違いなしのベンチなどがあるスポットです。
丘の上からは、この近くの田園風景を眺めることができ、四季を感じられますよ!少し歩くので、動きやすい靴・服装で訪れてください!
山口県周南市大字安田(駐車場有)
黒岩峡
家族連れで川を楽しんでいる方もいらっしゃり、私が小学生の頃、この場所で川遊びを楽しんだことを思い出しました。
この日は、少し暑い日でしたが、冷たい水と山の空気でリフレッシュすることができました。
水の事故は怖いですが、安全に気を付けながら楽しんで頂きたいスポットです!
周南市大字小松原(駐車場有)
周南市美術博物館
この日は、ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展が開催されており、ダヤンの世界を体験しました!
入口では、段ボールとアクリル絵の具を使って作られたゲートで、ダヤンの世界の様々なキャラクターがお迎えしてくれ、パステルや色鉛筆を使ったとても柔らかい作品から、革や羊皮紙を使った雰囲気の違う作品まで様々なものを見ることができました。
ショップも充実しており、版画や本だけでなく、マスクやエコバッグなどもあり、買いたくなるものばかりでした!
周南市美術博物館では、企画展をご鑑賞の際は、周南市出身の写真家 林忠彦さんの作品を展示している「林忠彦記念室」や、詩人 まど・みちおさんの作品を展示している「まど・みちおコーナー」も訪れてみてはいかがでしょうか。
林忠彦記念室には、林忠彦の代表作である「太宰治」の撮影に使われたカウンターが再現されています。カウンターに触れることはできませんが、太宰治の気持ちになりきることもできますよ!
周南市花畠町10-5(駐車場有)
太華山
太華山の山頂からは、周南コンビナートの工場群と市街地、晴れていると、四国や九州も眺めることができ、夜に見るとより素敵な工場夜景を楽しむことができます。
ここから自分の家や学校などを探すのも楽しいですよ!
私たちも、周南市役所を探してみましたが、少し難しかったです!
新幹線の線路が上から見ることができるのは、新鮮でした!
太華山は、車で山頂近くまで行くことができ、車を停めて数分階段を上ると山頂に到着します。このスポットも車を停めてから少し歩くため、動きやすい靴・服装で訪れてください!
3日目 8月29日
3日目は、現在複合ショップとなっている旧日下医院内のおむすび専門店nodokaさんで行われた、やまぐち定住カフェに参加させていただきました。山口県内の地域おこし協力隊の方や最近県内に移住をして来た方と地元に住む方とが交流するイベントです。
おにぎりワークショップでは、自分たちで選んだ具を使って、三種類のおにぎりを作り、このおにぎりと、nodokaさんが作ってくださったみそ汁と卵焼きを食べました。
私のおにぎりは、大雑把な性格が出てしまいきれいな丸にはなりませんでしたが、羽釜で炊いたお米とnodokaさんが心を込めて作ってくれた具材を使っているため、とても美味しいおにぎりになりました。
写真は、一緒に参加した周南市役所の職員の方の作ったおにぎりです。丸と三角のおにぎりを作られていました。
食事が終わった後に、地域おこし協力隊OBの方や移住者の方の、なかなか知ることのできない貴重なお話を聞くことができ、とても勉強になりました。私は、今、周南市から離れたいとは思っておらず、移住については考えたことが無かったので、新しい価値観に興味を持つきっかけを得られました。
周南市の魅力
今回のインターンシップを通して、改めて周南市は魅力が沢山ある市であることを実感しました。
今回は、美味しい梨やぶどうなどの食、三丘ゆめ広場や黒岩狭などの自然、太華山から見える周南コンビナートの風景など、様々な魅力を体験しました。
この他にも、今回訪れた美術博物館と、多くのアーティストが公演をする周南市文化会館、リニューアルが進んでいる徳山動物園の3つ近くにあることや、これらが新幹線の止まる徳山駅から歩いて行ける場所にあることも魅力ではないでしょうか。
徳山地域に住んでいる私にとっては、中学校の文化祭が文化会館で開催されたり、歩いて動物園や美術博物館に行ったりすることができるのは、普通のことであると思っていましたが、県外の大学に通う中で、新幹線が停まる駅の近くに動物園などの観光スポットがあるのは恵まれているのだと感じました。
そして、電車や新幹線だけでなく、大分県に行くことができる港があることも大きな魅力です。交通手段が充実していることは、観光客にとっても、市民にとっても大切ですよね!
私が思う周南市の魅力は、やはり工場夜景です!
大学から帰る新幹線の中から周南コンビナートが見えてくると、やっと徳山に帰ってきたなと感じます!
インターンシップに参加してみて
今まで市役所は、職員の全ての方が1日中パソコンに向かっているという印象が強かったのですが、様々な業務や方法で市民の皆様と関わっていることが分かりました。
インターンシップで受け入れていただいたシティプロモーション課の方だけでなく、他の課、他の支所の方とお話しさせていただく機会もありましたが、業務内容以外にも、市役所で働く中でのやりがいや苦悩、入庁までの学びなど、沢山のことをお聞きすることができました。
今回のインターンシップは、卒業後の進路に関する考えを深められただけでなく、より周南市について知りたくなった3日間でした。
このインターンシップで学んだことを、今後の大学での学びや卒業後の人生に必ず活かしていきます!
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。