東ソー株式会社「このまちと手を取り合って、明日のしあわせを化学する企業へ」
周南市×レノファ山口 ぶちカツ SHARE SMILES 「周南市の活力発信プロジェクト #2」 今回は、東ソー株式会社 南陽事業所 総務課の岡崎 愛さんにインタビューしました。
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Q1.なぜこの会社を選んだのか?
光市出身で2020年に入社し、今年5月で20歳になりました。
同じ高校からの同期入社は事務職は自分のみですが、製造部に13名おります。
入社前は徳山の高校に通っていて、山口県に住み続けたいため地元での就職を希望し、地元のいろんな会社の説明を聞きました。
東ソーは目には見えないけれど生活に欠かせない身の回りの物の素材を作っていて、それらが人々の暮らしを支えているという点に魅力を感じました。就活まではどんな会社なのかも何を作っているのかも知らず、説明を聞いた際には衝撃を受けました。
Q2.どんな仕事をされていて、その仕事は何の為に、そしてどんな未来を描いているのか?
東ソー南陽事業所の従業員は約2000名ですが、私が所属する総務部総務課では会社の資産管理や対外的な窓口、他部署の手が回らないような仕事の調整を行っております。
サッカーで言うところの攻守の調整を行うボランチです。主に守りが多いボランチですが(笑)。
私はまだまだ補助的な仕事が多いのですが、小中学生の工場見学の案内を担当しております。
南陽事業所では広報業務も総務が担っており、地域の方々やお客様の事業所見学を担当しています。
コロナ禍で件数は減ってはいますが、日本全国から、ひいては海外からのお客さんもご案内しています。
小中学生による見学の際はバスで工場内を案内しますが、座っているシートにも東ソーの素材が使われてると言うと、みんなびっくりして急にシートを触りだします(笑)。
クイズ等も取り入れて、原料や製品についてで楽しく知ってもらいたいと思っています。
対外的な仕事を通して社外の方々との関わる機会が多いので、東ソーの製品を改めて認識してもらう瞬間や、「知らなかった!」と驚いていただけたり感謝を伝えていただいたりしたときに、嬉しさや自社への誇り、仕事へのやりがいを感じます。
目には見えないけれど、暮らしを支えている会社であることや、地元の方々には自分達が住んでる町にこんな素敵な会社があるという事を知って欲しいです。
同年代と過ごしていた学生時代に比べて年上の方々と接することで、物の見方は変わったり物事を柔軟に考えられるようになったりと、成長を感じています。背はもうあまり伸びませんが(笑)。
商業高校でのビジネスマナーの授業など、学んだことが役に立っている場面は少なくありません。
当時はこんなに実社会で使える内容だとは知りませんでしたが…
Q3.SDGsや環境への取り組みは?
環境に貢献できる製品を生み出す化学メーカーという立場ですが、一方でCO2の排出を削減するという課題の対処も両立させなければなりません。生産量が増えればCO2の排出は当然増えます。
増やさなければならないものと減らさなければならないもの、相反する両輪を回していかねばなりませんので、しっかり取り組んで参ります。
SDGsとかCSRという名前はまだありませんでしたが、何十年も前から「地域貢献」として環境への取り組みを行っています。
近隣の清掃活動「クリーンアップ活動」が代表的なものです。永源山公園のネーミングライツを取得したので、今年は公園への清掃活動を中心に行います。
今年は9月4日に永源山でクリーンアップ活動を行う計画で、レノ丸にも来てもらう予定です。近隣の皆さんやサポーターの皆さんにも是非ご参加いただきたいですがアフターコロナまで我慢ですね。
[TOSOH PARK 永源山公園展望台からの眺望]
長田海岸の清掃活動は29年続けていますが、どれも長く続けて定着させていくことが肝心かと思います。清掃活動は全従業員が取り組みやすいという点においても有意義な活動であると思っています。
他にも、労働組合が参加するものがあったり、地域の漁協や港の皆さんと共に海の清掃をしたりと、地域とのつながりの中で活動に参加させてもらう場合もあります。
また「森林ボランティア」のように、コンビナート全体で実施している活動もあり、毎年持ち回りの幹事企業を中心に運営されています。
Q4.周南市の好きな景色は?
工場夜景が好きです。コロナが落ち着いたら工場夜景ツアーは本当におすすめです。周南市のパンフレットにも載っていますよね。
工場夜景は入社前にも見に行ったことがあります。周南大橋から見た工場夜景の中に東ソーという会社があることは知っていましたが、入社してみたら全部東ソーだったのでびっくりしました。
さすが単一工場の敷地面積が日本一なだけあります。
高校時代はよく徳山駅に集合して駅周辺でご飯を食べに行ったりしました。
Q5.休日の過ごし方
バドミントンをやっています。ダブルスでもシングルでも市の大会に参加したりしています。会社のクラブ活動として練習しています。
クラブ活動を通じて先輩社員の皆さんと仲良くなることができました。
入社時点で既にコロナ禍でしたので、飲み会や歓送迎会などは全く経験した事がなく残念です。
コロナ禍で遠出は避けていますが、県内や市内の穴場のお店やカフェを巡ったり、クラブ活動帰りには「太陽ラーメン」に食べに行ったりしています。ソウルフードですね。
カメラが趣味でよく写真を撮りに行きます。周南市や県内の風景などを写真で撮りに行っています。コロナ禍でも余暇の時間を楽しむことは大事ですよね。
周南市は街がコンパクトにまとまっているので、会社と住んでいる場所が近くて通勤しやすいのも良いし住みやすいです。
海にも山にも近いのも魅力的ですね。
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インタビュアー トクダトモヨ
フリーパーソナリティー。 ラジオパーソナリティー、サッカー中継リポーター、ナレーターなど声を生業にしています。 時々ライター業も。 生き甲斐は、音楽とサッカーと幕末の歴史と東京ディズニーリゾート。