小学生も太鼓判!高校生が給食の献立を考案したら大好評だった件
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小学生も太鼓判!高校生が給食の献立を考案したら大好評だった件

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「給食」といえば何を思い浮かべますか?私が一番好きだったのは「すき焼き」です。具材がたくさん入ったあのすき焼きのことを思うと、給食が食べたくて仕方ない気持ちになります。
そんな「給食」という懐かしい響きにつられやってきたのは、周南市立三丘小学校。というのも、今日の小学校の給食はいつもと一味違うんです。
さて、給食の時間より少し早めに小学校に着いた我々。懐かしいと言いながら校舎を探検していると、制服を着た高校生がやってきました。

何やら大きな画用紙を持っています

「こんにちは〜」と元気な声でやってきたのは、三丘小学校と同じ周南市熊毛地区にある、山口県立熊毛北高等学校の調理研究部の生徒3人。
調理研究部は2年生3名、1年生4名の計7名で、地産地消をテーマに、食を通して地域を活性化する活動に取り組んでいます。
地元の特産品を使った商品の開発や、地域の方々に料理を提供する「熊北レストラン」の運営など、地域に密接する活動をしてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でレストランを閉めるなど、地元での活動に制限が出てきました。そんな中、「高校生のアイデアが生かせるのではないか」と考えた三丘小学校・熊毛北高校の校長先生が、熊毛学校給食センターに「高校生が考えた給食の献立を作ってほしい。」と相談。その相談を受けた給食センターが実際に調理し、今回の企画が実現しました。

左から藤井涼華さん、出口桃花さん、橋本姫麗さん

「給食メニューってどんなものがあったかな」「小学生の好きなものってなんだろう」と、部員全員で話し合いや試作を重ねて検討したレシピのうち、「れんこんの甘辛いため」「クリームスープ」「柚子のさっぱりサラダ」の3品が採用されることになりました。
そしていよいよ本日、「れんこんの甘辛いため」が小学生へ提供されます。考案した献立が初めて提供されるとのことで、調理研究部の代表3名が、小学生に説明をしにやってきました。

れんこんの甘辛いため

なにやら教室がざわざわしてきました。いよいよ給食の時間です。
給食当番になっている子どもたちが慌ただしく給食エプロンに着替え、自分たちの教室まで給食を運びます。
整列して階段を登る姿がとても可愛らしかったです。

ごはん、ちいさいおかず、おおきいおかず
当番でない子どもたちは、読書をして配膳の準備が終わるのを待ちます

教室にとてもいい匂いが漂ってきました。給食がどんどんお皿に盛られていきます。それらをひとつひとつ、子どもたちがお盆に乗せていく。何とも懐かしい光景でした。

三丘小学校は教室で給食を食べます

さあ、みんなの給食を配り終えたところでいよいよ実食の時間。「合掌!いただきます!」と子どもたちの大きな声が校舎に響きます。一斉にマスクを取り、勢いよく食べ始めるみんなの笑顔を見ると、とても和やかな気持ちになりました。

「れんこんがシャキシャキしてておいしい」
「お肉とれんこんの組み合わせがいい!」

子どもたちからは絶賛の声が上がります。

取材陣に緊張の笑み

さて、みんなが食べ始めたところで、別室で準備していた高校生が子どもたちの教室へと向かいます。今から全クラスの教室を回って、今日の献立の説明をします。小学生に楽しみながら食材を知ってほしいと、クイズも準備してきたのだそう。小学校にやってきたときに手に持っていた大きな画用紙の正体は、クイズだったんですね。笑顔で廊下を歩いて教室に向かっている様子を見ると、緊張よりも食べてもらえる嬉しさの方が勝っているように感じました。

教室に着くと、黒板の前に3人が並んで今日の献立の説明をはじめます。
「今日使っている食材のれんこんの穴は何個でしょう〜?」と、考えてきたクイズも披露。子どもたちは楽しそうに、自分が正解と思う記号に手を挙げて回答していました。
正解した子どもたちは満足そうにれんこんを食べていました。
ちなみに、一般的なれんこんの穴は8個ですが、同じ山口県にある岩国市の特産品「岩国れんこん」のほとんどは穴が9個もあいているそうです。

正解はどれかな〜?
好きなものは最後に!

れんこんの甘辛いためは子どもたちに大人気!
気に入った子どもたちが、食缶の中のれんこんをかき集めておかわりをしていました。

「え〜もうないの?」と残念そうな声があがります

全教室をまわり発表を終えた高校生の3人にインタビューをしてみました。
「給食の献立なので、作りやすさ、栄養バランス、大量調理ができるのか、といった給食ならではの観点で考えました。小学生たちに喜んでもらえてとても嬉しかったし、自分の昔の思い出も蘇りました。」と笑顔で語ります。
また、「いろんな国の料理にも挑戦して、食べる人に食を通してたくさんの国と触れ合ってほしいです。」と、今後の目標を聞かせてくれました。

発表を終えた高校生たちも給食を楽しんでいました

高校生が、自分たちの地元の小学生の給食の献立を考える。コロナ禍で活動の縮小を余儀なくされていた高校生のやる気に繋がり、また小学生も、高校生のお姉さんが考え、さらに使っている食材について目の前で説明してもらえると、普段の給食よりもより一層美味しく感じたことと思います。
熊毛北高校調理研究部の皆さんには、食を通して生まれるあたたかいつながりを、これからもたくさん生み出してほしいと心から願っています。

記事:酒井 菜奈 写真:小濱 奈由多・酒井 菜奈
執筆時期:2021年12月
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