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みんなでつくる周南市ガイドブック

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周南市公認の市民ライターによる、市内での暮らしや風景などの取材記事をnoteにまとめています。実際に周南市に在住・在勤・在学しているからこそできる、生活に密着した情報で、ニッチな…
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#山口県

周南市市民ライター3期生、活動開始!

 山口県周南市では、市公認の市民ライターが独自の視点で市内での暮らしや風景などを記事にした「みんなでつくる周南市ガイドブック by 周南市市民ライター」のnoteマガジンを公開しています。  実際に周南市に在住・在勤・在学、また周南市を好きだからこそ伝えることができる、生活に密着したニッチな周南市ガイドブックの完成を目指しています。旅行雑誌とは一味違う、新しい周南市の歩き方を皆さまにご提案します。 周南市市民ライター3期生紹介 2022年2月に12名の1期生でスタートした周

ソウルフードは母のラーメン。 店を継ぎ、夫婦二人三脚の味へ。 山口県周南市

周南市櫛ヶ浜にある、開店前から行列ができるお店「ラーメン大将」。 午前11時に開店し、売切次第終了。 暑かろうが寒かろうが並ぶ、旨いラーメン屋さんです。 私が県外から周南市に越してきてから、胃と心を元気づけてくれる応援飯。 リピートし、何なら今、無性に食べたい。 そんな味を生んだ大将の思いと、ラーメンの魅力を紹介します。 ソウルフードでもあるラーメン。 お話をうかがったのは、二代目の千葉さん。 現在45歳の千葉さんは6歳の頃からご両親が営む「ラーメン大将」と共に育ちました

未来へとひらく。 企業と子どもたちのチャレンジ精神! 《英語×プログラミングスクール》

ーまちと未来をキレイにする仕事。ー 環境、エコ、遺品整理、リサイクル事業など6社の企業から成る、周南市の中特グループ。 グループ全体でSDGs《誰一人取り残さない社会の実現に向けた持続可能な開発目標》に取り組み、環境を中心に社会に貢献しつづけています。 グループ企業のうちの一つの、吉本興業。 グリーンとブルーのロゴマーク「Re」が描かれたパッカー車でまちを走る姿は、市民にとって日常に在る光景で、暮らしを守ってくれている存在です。 グループ内の経営企画などを担うのは、(株

地域と次世代をつなぐ—徳山駅前図書館館長の組谷 明豊さん(周南市)

山口県周南市。 このまちの魅力・誇りは、数々のひと・もの・場所が存在すること。 この土地で生まれ育ち、暮らしとともに在る魅力。 観光や出張、移住で訪れ、感じ、見える魅力。 多角的な視点や個々の背景や経験が交わり、活かされ、まちの魅力や活性化につながっている―――周南の地域や人々、まちづくりに触れ、感じていることです。 今回は、「外」からこのまちへ、独自の視点と経験で周南の「中」の人となり、地域活性のため尽力されるこの方を紹介します。 組谷 明豊(カルチュア・コンビニエン

春、開講。手話奉仕員ステップアップ養成講座~手話通訳者にむかう~

令和6年4月、例年通り周南市にて「手話奉仕員ステップアップ養成講座」が開講されました。 本講座は、手話の入門・基礎編である「手話奉仕員養成講座」の修了者を対象とし、基礎をより深めることを目的としています。 私は昨年度に手話奉仕員養成講座を受講し、講座や手話通訳付き講演会への参加を通して手話が身近な言語となりました。 手話を始め、ろう者の生活や手話通訳者の活動を目にした1年間。 挨拶や自己紹介、日常でくり返し出てくる言葉はゆっくりと表現できますが、会話を交わすには筆談や通訳

わたしたちの文化とまちを考える。 -周南市・新たな文化小ホール-

徳山駅前を中心に、進化しつづける周南市―――。 このまちで、新たな構想が動き出しています。 それは、「文化小ホール(仮)」 とある周南市の市有地整備が検討されており、令和6年3月からは市民の声を聞くワークショップが始まっています。 一市民として参加している私の目線を入れ、まちの取り組みや動きをみなさんへ届けます。 文化小ホールは、どこに?みなさんは旧周南市市民館をご存じでしょうか? 昭和31年、現周南市役所本庁舎向かいの児玉町に開設した市民館は、市民をはじめ県内外の人々

光と音と花火の競演 31回目の冬花火

3月2日、山口県周南市鹿野で花火イベントである「かの冬花火『銀嶺の舞』2023 Spring Ver.」が開催されました。 従来なら冬季に開催される「銀嶺の舞」ですが、31回目の開催は早春になりました。春の開催になっても、鹿野の澄んだ夜空に打ち上がる花火の美しさには変わりがありません。 どんな花火を見ることができるのか、ワクワクしながら、会場に向かいました。 15時開場、16時ステージイベント開始当日は3月初めとはいえ大変寒く、日陰では厚いコートを着ていても震えがきてし

周南市の「子育て支援室おひさま」へ遊びに行ってみた!

みなさんこんにちは!周南市市民ライター3期生のmayuです。 今回は、周南市の幼保連携型認定こども園「ふくがわこども園」に併設している子育て支援室「おひさま」へ遊びに行ってみました。 周南市にある子育て支援室「おひさま」は、0歳から未就学児までが利用できて県外の人も利用できます。 子育て支援室「おひさま」はどんなところ?行ってみたいなあという人はぜひ読んでみてくださいね。 ※この記事は周南市の魅力をPRする市民ライターの活動として発信しています。 子育て支援室「おひさ

酒屋さんの手づくり、旬のひと箱。 冨永酒造

今回は、周南市市民ライターとして周南市櫛ヶ浜(くしがはま)にある冨永酒造株式会社を取材しました。 約12年前に先代の父から会社を継いだのは、次女の冨永  貴子(とみなが  たかこ)さん。 明治8年創業以来つづく酒づくりは形を変えながら、ご先祖さまの魂は脈々と受け継がれーー。 地域を中心に、人々の暮らしに寄り添う取り組みをされています。 その取り組みの一つ・・・ 木曜日限定で販売されている、玄米や旬の食材が身体にやさしい加賀屋工房 旬菜弁当を紹介します。 冨永酒造の歩み代

日曜朝市〜地域をささえる台所 /周南市櫛ケ浜

山口県周南市の南東端、櫛浜(くしがはま)地区。 標高362mの太華山(たいかざん)を間近に臨める地域です。 その櫛浜地区で、にぎわいを見せる「日曜朝市」に行ってきました! 「日曜朝市」山陽本線JR櫛ヶ浜駅より徒歩約5分。 ボートレース徳山方面に向かうと、右手に山口銀行  櫛ケ浜支店さんがあります。 その隣、赤色の旗「おとくな日曜市」が掲げられた、黄色い建物が朝市の会場となっています。 毎週日曜、朝8時頃からかごバックを手に近所の方が続々と集まります。 営業時間は、おおよそ

「子どもは希望」未来をつくる鹿野人 KANOA

山口県周南市鹿野を応援する「まちづくり応援団えーる」団長のふみぞうです。 今回は周南市市民ライターとして、鹿野の子どもたちのための活動を行う「未来をつくる鹿野人 KANOA」さんをご紹介します。 子どもにいろいろな経験を取材に応じていただいた大田さん(写真右)と宮本さん(写真左)、取材時にはお仕事で不在だった藤井さんの3人で結成されたKANOA。3人とも、結婚などで鹿野の外から移住された方々です。 「鹿野で暮らす子どもたちに、いろいろな経験をさせてあげたいと思い、『どんな

古本と彫刻と木の香りと 。 北の本屋さん

木々が秋色に色づいた11月19日。 以前から気になっていた、とある本屋さんに訪れました。 お店の扉をあけると・・・ 想像力と創造力をかきたてる、本と彫刻。 木の香りは癒しを演出し、すべてが化学反応しています。 ‘夢のよう‘ と、こぼさずにはいられませんでした。 —―このオブジェは何ですか? 「息子が彫刻家なんです。 ここは息子が造った彫刻を置くために建てました。 見てもらう方法はないか?と考え・・・ 持っている本やあつめた本で、古本屋にしました」 と 北の本屋さん 

ぼくたちの、ミライバ。 周南のまちの未来を描く。

秋日和の11月23日。 周南市の中心市街地であるJR徳山駅周辺・商店街が、地域の人気店あつまるマルシェや子どもたちの希望あふれるイベントでにぎわっていました。 駅周辺では「周南市小学生最強決定戦ぷよぷよeスポーツ」「しゅうなん地域マーケット」。 商店街を舞台にしたおしごと体験「こどもっちゃ商店街」。 商店街の中にある一番街(銀座2丁目地内)では「一番街の未来を考えるワークショップ」が行われました。 一番街とは徳山駅前商店街の銀座通りと銀南街をつなぐ「一番街」。 アーケー

食を通して鹿野を発信 地域おこし協力隊 杉さんの夢

山口県周南市鹿野を応援する「まちづくり応援団えーる」団長のふみぞうです。 今回は周南市市民ライターとして、2023年5月に鹿野の大潮地区の地域おこし協力隊に着任した、杉のどかさんをご紹介します。 地域おこし協力隊としての活動「祖父母が住んでいる鹿野で、いつか食に関わることをしたいと思っていたところに、ちょうど地域おこし協力隊の募集があり、いい機会と思い応募しました」 地域おこし協力隊とは、都市部から人口減少・高齢化などが進行する地方に移住し、地域おこし支援などの地域協力活