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みんなでつくる周南市ガイドブック

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周南市公認の市民ライターによる、市内での暮らしや風景などの取材記事をnoteにまとめています。実際に周南市に在住・在勤・在学しているからこそできる、生活に密着した情報で、ニッチな…
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#ふるさとを語ろう

周南市市民ライター3期生、活動開始!

 山口県周南市では、市公認の市民ライターが独自の視点で市内での暮らしや風景などを記事にした「みんなでつくる周南市ガイドブック by 周南市市民ライター」のnoteマガジンを公開しています。  実際に周南市に在住・在勤・在学、また周南市を好きだからこそ伝えることができる、生活に密着したニッチな周南市ガイドブックの完成を目指しています。旅行雑誌とは一味違う、新しい周南市の歩き方を皆さまにご提案します。 周南市市民ライター3期生紹介 2022年2月に12名の1期生でスタートした周

秀吉ゆかりの諫鼓踊は、「勝間」の地名から始まった! 周南市熊毛神社の秋季例祭

周南市呼坂にある熊毛神社は、もともと「勝間八幡宮」と呼ばれていました。 この熊毛神社で7年に一度奉納されるのが、周南市無形文化財の諫鼓踊です。 2024年(令和6年)10月13日、秋季例祭が行われた熊毛神社に諫鼓踊を見に出かけてきました! 「勝間」の地名を気に入った秀吉旧熊毛郡熊毛町(現在は周南市)の勝間地区にある「熊毛神社」は、かつては「勝間八幡宮」と呼ばれていました。 安土桃山時代。 朝鮮出兵で博多に向かう途中の豊臣秀吉が、当地に宿泊しました。 「勝間」という地名を

【木育キャラバンinしゅうなん】周南市におもちゃ美術館がやってきた!

2024年(令和6年)9月28日から29日にかけて、周南市呼坂の熊毛体育センターにおいて、「木育キャラバンinしゅうなん」が開かれました。 木のおもちゃが大集合したイベントでは、キラキラと瞳を輝かせる子どもと童心に返った大人の姿が! 木育キャラバンの様子をお伝えします。 木育キャラバンとは?木育キャラバンとは、木のおもちゃと人との出会いの場を提供するために、年間40ヶ所以上の会場で行われている移動型のおもちゃ美術館です。 昨年に続き2回目の開催となった今年は、周南市中

商店街のお茶屋さん、河村玉煎堂で味わう茶葉の風味が閉じ込められたかき氷

周南市のJR徳山駅前には、昔ながらの商店街が広がっています。 今回ご紹介する河村玉煎堂さんは、中央街にあるお茶屋さんです。 夏の間、店頭でいただけるのがお茶の葉と抹茶を閉じ込めた千利氷を使ったかき氷! 茶葉の風味がギュッと閉じ込められた大人のかき氷をいただきながら、周南のお茶文化をお聞きしました。 河村玉煎堂とは?昔からの面影を残す徳山駅北口の中央街の入り口近くに、河村玉煎堂さんがあります。 「昭和21年からこの地で店を構えています」 そうお話を聞かせてくださったのは

周南市粭島の貴船祭、海を渡る神輿がゆく三世代が集う日

毎年旧暦6月10日に近い日曜日、周南市粭島にある貴船神社では夏祭りが行われます。 祭りの時間はその年の潮の満ち引きで変わるため、2024年(令和6年)の開催は、7月28日午前11時から午後3時でした。 「海を渡る神輿」の姿を一目見ようと、多くのカメラマンが訪れるこのお祭り。 粭島に暮らす人々にとっては、島を離れた家族が集う地元の夏祭りです。 この記事では、貴船祭の歴史や祭りの様子、島に集まった人々をご紹介します。 周南市粭島とは?徳山湾の南の入り口に位置する粭島は、周

風鈴の音色に耳を傾けひとときを過ごす! 周南市山﨑八幡宮の夏詣

夏詣を知っていますか? 2014年(平成26年)に東京の浅草神社から提唱された「夏詣」。 10年目を迎えた今年は、全国518社の神社と25寺の仏閣が参加しています。 周南市宮の前にある山﨑八幡宮は、山口県内でただ一カ所「夏詣」が行われている神社です。 8月の夏詣の御朱印が配り始められる8月1日に、山﨑八幡宮の権禰宜でいらっしゃる河谷僚己さんに夏詣や御朱印についてお話をお聞きしてきました。 夏詣とは何?ー10年前から始まった夏詣ですが、山﨑八幡宮さんではいつから始められた

【多文化共生って?】あなたの周りを見渡して、地域で出来ることを考えよう!

「多文化共生」と聞いて何を思い浮かべますか? 「外国の人に日本の文化を紹介したり、一緒に行事を楽しむことかな?」 「共生って何だろう?」 2024年(令和6年)7月6日、周南市において「多文化共生講座」が開催されました。 なぜ今「多文化共生」が必要なのか、外国人が実生活で困っていることは何なのか、そして私たちがどのように行動することが「多文化共生」につながるのか。 講演とワークショップの様子をご紹介します。 多文化共生講座ってなに?私がこの講座に興味を持ったきっかけは

【宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展】優しさと思いやりのギャラリートーク

2024年(令和6年)6月28日〜9月1日、周南市美術博物館では「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」が開催されています。 昨年絵本作家デビュー40周年を迎えられた宮西達也さん。 代表作の「ティラノサウルスシリーズ」や「ウルトラマンシリーズ」などは読み聞かせの定番ではないでしょうか? 今回の展覧会では、人気の絵本の原画を300点近く見ることが出来ます。 初日となった6月28日の開会式の後には、宮西達也さんご本人によるギャラリートークが行われました。 ユーモアあふれ

周南で京都の水無月が手に入る! 「和・洋菓子なかがわ」の特別な和菓子

京都の神社を6月に参拝すると、門前町の茶店などに書かれた「水無月あります」の張り紙が目に留まります。 京都では6月30日に夏越の祓いに合わせて、水無月をいただく風習があるのです。 夏越の祓いの茅の輪くぐりをした後には、やはり水無月が食べたい! 周南で水無月が手にはいるお店はないのか? 食いしん坊の私が見つけたのは、周南市政所の「和・洋菓子なかがわ」さんです。 「和・洋菓子なかがわ」さん水無月の取材をさせてもらいに「和・洋菓子なかがわ」さんへ伺いました。 お話を聞かせていた

夏越の大祓の茅の輪は神職さん手作り!周南市遠石八幡宮

毎年6月に入ると周南市遠石にある遠石八幡宮の境内には、夏越の大祓で使われる茅の輪が置かれています。 人がくぐれるほどの大きな輪。 私が初めて茅の輪を見たのは、京都の神社でした。 昨年6月に遠石八幡宮にお参りをした時、茅の輪を発見! 今回、遠石八幡宮さんにお願いして周南市市民ライターとして茅の輪作りを見学させていただきました。 遠石八幡宮とは?多くの参拝客が訪れる周南市でも有数の神社である遠石八幡宮。 飛鳥時代、推古天皇の頃に創建された古い歴史のある神社です。 夏越の大祓

中島屋酒造場 日本酒造りの風景

日本酒造りには、気温の下がってくる冬から春頃まで仕込みをする寒造り(寒仕込み)という方法と、一年を通して仕込みをする四季醸造という仕込み方法があります。 周南市永源山の麓に蔵を構える中島屋酒造場は200年変わらず寒造りを行っている蔵です。この度、ご縁があって中島屋酒造場の日本酒造りに参加させていただくことができました。ここではなかなか見ることのできない日本酒造りの風景を紹介出来たらと思います。 中島屋酒造場は新南陽駅から北へ歩いて約15分、神代川と富田川の合流地点にあり、豊

周南のグリーンはお任せ!mossマサオカ創建の空間を飾るレッスン

JR徳山駅直結の「商業・宿泊・居住」の交流拠点として2024年春にオープンしたTOKUYAMA DECK(徳山デッキ)。 商業棟の入り口に、大きな観葉植物が並べられている店舗があります。 mossマサオカ創建さんでは、観葉植物を持参して植木鉢を購入すると店舗で植え替えをしてくれます。 わが家の根詰まりを起こしているウンベラータの相談と植え替えをお願いしてきました。 mossマサオカ創建とは?「生活をデザインする」というコンセプトのマサオカ創建さんは、周南市でエクステリア施

市民の散歩道は桜の名所、春の東川緑地公園を歩く

新幹線「のぞみ」も停まるJR徳山駅周辺には、周南市立徳山駅前図書館や新しくできたTOKUYAMA DECK(徳山デッキ)など暮らしに直結した施設が集まっています。 そんな中心部を東に7分ほど歩くと、南北に東川が流れています。 小さな川ですが、徳山湾の後背の山から湾に流れこむ自然豊かな川です。 徳山駅から徒歩7分、全長620mの川縁の小道河口近くJRの線路付近から、県道347号線(下松新南陽線)までの620m。 東川沿いに整備されているのが、「東川緑地公園」です。 私もお

【子連れでお花見】親子で飽きずに楽しめる桜の名所を巡る♪周南市

周南市には桜の名所が数多くあり、「子どもと一緒にお花見を楽しみたい」と思う方は多いでしょう。しかし、子どもは桜を見るだけだと退屈に感じることも…。そこで今回は、子どもが飽きずに楽しめる、周南市のお花見スポットを巡ってきました。 お花見をするのはもちろん、さまざまなイベントが開催される場所を選んだので、子連れでのお出かけを計画している方も参考にしてくださいね♪ 城ヶ丘公園城ヶ丘公園は、周南公立大学から徒歩で2分ほどの場所にあります。 遊具がある広場のほか、バスケットゴール