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一瞬の記録が、一生の記憶だ。周南高校生写真大会を今年も開催します。

地元の高校生たちにふるさとの想い出を残してもらいたくて、昨年はじめて開催した「周南高校生写真大会」を今年も開催することとなりました!
初開催となった前回大会は、事前準備も十分したつもりではありましたが、やってみると想像以上に時間がかかったりと、急遽現場で時間変更や内容変更などを行いながらの、あたふたと臨機応変しながらの大会でした。
それでも、参加した高校生たちにこの大会を楽しんでもらおうとの、ボランティスタッフを筆頭とした関係者の熱い想いと頑張りによってフィナーレは大団円。あの感動をもう一度、周南高校生写真大会2022を開催します!
写真や表現、デザインなどのアドバイスを高校生に行う豪華な特別ゲストも揃いました。今年はどんな大会になるのか楽しみです。

周南高校生写真大会について

目的

ふるさとの景色、その魅力を周南エリアの高校生が、高校生の感度でカメラを通して切り取り、作品(組写真)を発表することで、まちの魅力の発見とふるさとへの想いを深め、さらに、参加者と応援する地域の皆さまとが写真を通じて交流しつながることを目的とした大会です。

参加資格

周南エリアの高等学校から高校生3名でチームを編成。
(原則1校につき1チーム)

日時

令和4年10月29日(土)~令和4年10月30日(日)

-----当日スケジュール-----
29日(土)【セミナー、交流】
9:15 -    受付開始(徳山駅前図書館2Fインフォメーションスペース)
9:30 - 10:00 オリエンテーション(交流室2)
10:00 - 12:00 徳山駅周辺撮影(エリア内自由行動)
12:00 - 13:00 昼食(高校生応援弁当:主催者準備)
13:00 - 15:30 写真セミナーと組写真制作ワークショップ
※事前課題の学校の風景をとして学校の半径1kmエリアのフィールドで
 レンズ付きフィルムカメラで撮影した写真を使用
15:30 - 17:30 組写真セレクト(午前中に撮影したもの)
17:30 - 18:00 プリント、発表準備
18:00 - 19:00 1日目作品発表
19:00 - 19:30 作品パネル作成(2日目に駅前図書館内で展示)

30日(日)【大会本番】
8:45 - 受付開始(徳山駅前図書館2Fインフォメーションスペース)
9:00 - 09:15 オリエンテーション(JR徳山駅)
9:15 - 11:30 徳山駅半径1kmエリア撮影(エリア内自由行動)
11:30 - 12:30 昼食(高校生応援弁当:主催者準備)
12:30 - 15:00 組写真セレクト(交流室2)
15:00 - 16:30 プレゼン準備・審査用写真プリント
16:30 - 17:30 プレゼンテーション(その後審査)
18:30 - 18:45 結果発表・表彰式
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作品テーマ

心にとどめておきたい「ふるさとの風景」
(今回の撮影地は「JR徳山駅周辺」)

特別ゲスト

初沢 亜利(東京都在住)
林忠彦賞、東川賞新人作家賞、日本写真協会新人賞、さがみはら写真新人奨励賞。
有田 順一(周南市在住)
周南市美術博物館館長、林忠彦賞選考委員。
原田 祐馬(大阪市在住)
アートディレクター/デザイナー、名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。

大会について詳しくは、周南高校生写真大会ホームページをご覧ください。

https://www.city.shunan.lg.jp/site/shunan-photo-contest/89663.html

担当者が感じた大会をやってよかったこと

さて、ここからは前回の大会で運営を担当して感じたよかったことを綴ってみます。

チームの絆の深まり

チームのメンバーが、大会2日間で絆が深まっているのを身近で感じ取れた。チームのメンバーが協力して行う最後のプレゼンテーションは感動的でした。

3人が片時も離れることなく課題に取り組む

地元ボランティアスタッフの応援と高校生との交流

高校生をサポートするボランティアスタッフもチームの一員。時が経つに連れて想いも関係も深まります。表彰式で優勝チームの発表があった時に一番よろこんでいたのは優勝チームをサポートしていたボランティアの方でした。(飛び上がってよろこんでいたのを私は忘れません。)

大人との交流も高校生にとっては経験となります

地元商店街の方々の粋な計らい

参加する高校生に、少しでも地元からの応援を感じてほしいと地元である有楽町商店街の6店舗がメニュー協力し「有楽町で逢いましょう弁当」を考案。パッケージやお弁当箱までこの日のために準備してくださいました。

6店舗がそれぞれ1品づつ持ち寄りお弁当が完成

新しいステージへの挑戦

参加した高校の中には、美術部や写真部などに所属していない生徒もいました。その生徒たちがこの大会を通じて写真の楽しさ、魅力に触れ、その後に北海道で開催される写真の全国大会を目指して作品を応募していました。大会ホームページの参加校一覧で高校名を見たときは涙が出そうでした。
ちなみに、中国地方を代表し全国大会に出場したのは、この大会にも参加した下松高校美術部の生徒たちでした。これもうれしかった。

ストーリーを作る組写真の魅力を学びました

などなど、大会を通じてよかったことはたくさんあるのですが、何より参加した高校生だけではなく、大会をサポートしてくれたボランティアのスタッフの皆さんからも「来年も開催してほしい。また参加したい。」との声をいただいたことです。
今年も開催に向けての準備に苦労していますが、あの時のこの言葉に励まされてがんばっています。
ぜひ、この記事を読んでくださった皆さま。大会当日、カメラを抱えて会場周辺を歩き回る高校生たちを見かけたら、声援を送ってくださいね。

記事:小濱奈由多
写真:浅原透、小牧俊一郎、酒井菜奈
イラストレーション: さかい https://www.instagram.com/na.toco/

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